ヘルスケア

鼻 腫れと痛み…「鼻前庭嚢胞(びぜんていのうほう)」って何それー?

どうも。ダー子です。

少し前から鼻に違和感。花粉症のせいかとスルーしてたけど、どうもそうじゃないみたい。

そのうち、なんかヤバいかも?!と思った私は、普段はすごーく重い腰を旦那に上げられて、病院を受診。

鼻前庭嚢胞(びぜんていのうほう)

という診断と、

治すには手術しかありません

っていう先生の言葉…

 

えー、なに、待って手術?!その前に

ダー子
鼻前庭嚢胞って何ですのー?( ゚Д゚)

ってとこにいきつくまでの話を、ちょっと詳しく書いておきたいと思います。

 

鼻前庭嚢胞の症状

受診前の症状はこんな感じ

ある時から、鼻の穴入口から小鼻にかけて、皮膚の内側にしこりのような腫れが。

最初は花粉症の影響かと思ってました。

花粉症の症状で、鼻の奥(粘膜?)が腫れるって聞くし、それかな?って。

 

でもそのうち軽い痛みが。

普通にいる分には痛む事ははないけど、

  • 鼻がむずむずして、指で鼻をグニグニってしたい時
  • ほうれい線ケアで小鼻あたりをマッサージしたい時

直接その腫れに触れたり押したりするこんな場面で、痛みだして。

 

しこりのような腫れは、ビー玉くらいにまで成長。

ダー子
よく見ると鼻の形が左右違う!

 

内側の腫れが顔の表面にまで影響し始めたとこで、

これやばい?

って事で病院を受診したわけです。

 

実は以前にも同じような症状があった!?

実は、一番最初に違和感を覚えたのは2年以上も前。

今回と同じように鼻の穴入口から小鼻にかけて、皮膚の内側がちょっと腫れる感じが以前もあったんです。

一応、当時花粉症で受診していた耳鼻科の先生にも、「ちょっと腫れてる感じで違和感ある」と言ってみましたが、「花粉症だからね」って感くスルーされたので、花粉症の症状の一種なんだと思ってました。

 

今思うと、あの頃からその兆候はあったっような気がするけど、当時の腫れ具合だと先生気づいてなかったのかなーって感じです。

今回の受診時も、内側の腫れを理解してもらえるのに少し手間取ったので。自分の腫れてるって感覚と、人が診る感覚では違うのは仕方ないけど。

 

病院での診察と検査

まずは診察から

以前は、近くの小さい耳鼻科へ行ったけど、やっぱりCTとかも取れる大きな病院の方が良さそうだなと思って、今回は総合病院の耳鼻科を受診。

先生は50代くらい?ちゃんと目をみて話してくれるよさげな先生。

 

両耳チェック、そして両方の鼻の中をチェック。

問診に書いた私の症状を確認しながら、

「鼻はいつ頃からムズムズする?」

「薬は飲んでる?」

「目はかゆい?」

と、今回も何やら花粉症の感じですすめられそうな勢い。

 

こんな腫れてるのに何でよー!(;´Д`)と思いながら、

「ここですここ!」と、しっかり触ってくださいと言わんばかりに先生に訴えた結果、やっとしこりのような腫れを確認してくれた先生。

 

「ふむ、僕の見立てと違って、もしかして嚢胞かもしれない」

 

そうでしょそうでしょ、花粉症じゃないでしょ?

 

 

・・・

ダー子
のうほうって何よ?

聞きなれない言葉に戸惑いながらも、やっと花粉症以外の可能性を示してくれて、少しホッともしました。

嚢胞とは…

軟組織内に病的に形成された液状成分を持ち、液状成分周囲を固有の単層上皮に覆われている球状の嚢状物を指す。

引用:ウィキペディア「嚢胞

 

検査で詳しく確認

私の鼻周辺にある腫れのようなしこりが、先生のいうその嚢胞かどうかを確認するために、造影CTを使って検査をしてみようということになりました。

聞きなれない方の為に念の為。

造影CTとは…

造影剤と呼ばれる薬剤を使用してCT検査を行います。点滴から造影剤を静脈に注入し,体に循環させた状態でCTを撮影します。単純CTで区別がつかない病変でも,造影剤を使用することによって,明確に描出され,より正確に診断することが可能となります。

引用:愛知医科大学病院「画像診断・放射線治療について

 

まず、造影CTを取るために腎臓に異常がないかを調べる必要があるらしく、そのための血液検査をしました。

結果、腎臓は良好だったので、お次は造影CT。

 

実は私、今回人生で初めての造影CTです。

まずは検査の前に、造影剤を使った検査のリスクを説明が。「1万人に1人…」みたいに言われるとちょっとビビる。

最近グレイズアナトミーっていう海外医療ドラマにはまってて、簡単な処置でももしかすると…みたいな考えが。悪い影響がこんなとこで出ちゃってる。

 

そして、造影剤を入れたら、カラダが熱く感じるらしい。これはリスクとかでなくて、みんながそうなると。

どのくらいHOTになるのかわからないから、この点はかなりドキドキした。

 

 

まずは普通に何もなしでCT、それから造影剤を体に入れてCTという感じで、2回CTを撮る説明を受けました。

その時の注意点として、同じ角度で撮りたいので、顔とカラダを動かさないように気を付けてくださいねと。

 

かないのって意外に難しい…。

CTの合間には、血圧に異常がないか測ったり、看護師さんが造影剤入れるための針を入れたり、具合が悪くないか聞かれたり。

そんで、最初に聞いたことをその都度説明してくれるけど、カラダも顔も動かせないから、ねそべったまま天井を一点集中で見つめたまま「ハイ…ハイ…。」…ロボットになった気分だった(笑)

 

して、熱くなると聞いたドキドキの造影剤。

造影剤が入った数秒後、私は首(のど)のあたりと、大事な部分のあたり(‼)がすごーく熱く感じました

全体的にかと思っていたら、ピンポイントですごく熱く感じてびっくり。←人それぞれなのかな?

 

とにかく、意外な場所がHOTになって、私の心は

 

ん?なんか暖かい…熱い?

…あっ、熱い!…おぉ、わぁ!!!(ここ⁉)

………

あれ、もう熱くない。

という感じで、忙しかったです(笑)

 

診断の時

CT検査が終わり、再び耳鼻科へ。

撮ったCT画像を画面に出して、それを見ながら先生が説明してくれます。

何度見てもあの白と黒の写真は、素人からしたら「どこがどこやら」って感じがするんですが、

「ここが鼻で…」

と説明されたその場所には、片方だけ丸く大きな白い塊が

 

 

がん………、ではないですが…」

いきなり「ガン」っていう思いもしなかったワードが出て、一瞬時が止まりました。(先生はスムーズに言ったけど私の耳にはこんな感じに届いたって事です(^^;)

そんな心配もあったのかと、血の気が引く感じがしました。

 

そして、この後

鼻前庭嚢胞(びぜんていのうほう)

と診断されたというわけです。

 

鼻前庭嚢胞の治療法

聞いたこともない診断結果に、気になるのはその治療についてですよ。

私としては、盲腸みたいに薬で散らしたり、抗生剤とかで治ったりというのを期待していたんですが、

 

「治すには手術しかない」

といわれ、まずドヒャー!

 

まあまあ、手術といっても局所麻酔してササっと終わる手術かと思いきや

全身麻酔で上の歯茎のとこ切ってめくって取り除きます」

といわれ、またまたびっくりのドヒャー!です。

 

手術しない方法は?

手術内容の衝撃に、内心ガタガタ震えながら、恐る恐る聞いてみる。

ダー子
手術しないとどうなるんですか?

手術しない場合は、定期的に受診して様子を見ながら…という感じでした。

 

根治には手術しかないということだったので、手術しない治療法についてこの時はそれ以上は突っ込んで聞かなかったのですが、後で調べたネット情報によると、手術しない方法として上歯茎から針刺して中の水(膿?)を抜いたりする方法もあるようです。
でも、結局また溜まっては腫れの繰り返しになったりしてしまうようなので、応急の処置という感じなんでしょう。

 

とりあえず、家のこともあるのですぐには決断できないまま、一旦持ち帰りますということで、診察を終えました。

 

すっきり治すために手術を決意!

家に帰り、今日の一部始終を旦那と母親に伝えると、2人とも口をそろえて

「早く手術して取ってもらい!」

「置いててもいいことない!」

というふうな感じで、断固手術!という姿勢。

 

これまで全身麻酔を何度か経験している私は

(手術前のあのなんとも言えない恐怖感を知らない人は簡単に言うんだから😡)

と思いながらも、顔面にこれ以上影響が出ても嫌だし、確かに置いておいてもいいことはないし、

ダー子
まあ手術するしかないよなー…

と半ばあきらめのような感じで、手術を決意したというわけです。

 

最後に。

そうと決まればとっとと終わらせてスッキリしたい!と考えましたが、処置じゃなく手術だもん、そう簡単なもんじゃない。

いろいろ予定もあるみたいで、手術は約1か月後

それまで、この違和感と多少痛みのあるビー玉しこりと付き合っていかないといけないのかと思ったら、それはそれでうっとうしい。

手術までの1か月、これ以上ビー玉が成長しませんように…と祈っている今日この頃。

 

「鼻前庭嚢胞」と診断されてから、手術の事やその後の経過など知りたくて、ググってみたものの…

ダー子
情報がない!

という状況。

 

出てくるのは病院関係のちょっとグロい写真だったり、難しい文書だったりΣ(゚д゚lll)

 

私もこの先どんなことが待ち受けてるか不安な状況ですが、同じような症状に悩んでいる方の少しでも参考になればと思って、この事について書くことにしました。

また、手術が終わって落ち着いたら手術後の経過など書いていきたいと思います。

では今回はこのへんで。

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